タイタニックイメージのレオナルド・ディカプリオ

3D映画化してスクリーンにカムバックした「タイタニック」そのワールドプレミアが4月に行なわれたのですが、主役のレオナルド・ディカプリオは欠席。しかも、それが彼自身にとってプラスであり、欠席して逆に良かったと言われているようです。

自身の出世作にも関わらずどうして? と思われそうですが、出世作だからこそ懸念したということです。

タイタニックはレオナルドのキャリアアップに大きな影響を与えました。今でこそ、彼はタイタニックという呪縛から開放されてあらゆる役を演じることが可能となっていまかすが、タイタニックで演じたジャックのイメージは強すぎ、それを拭うためにはとても長い時間がかかったそうです。

それなのに、今再びタイタニックのプレミアに訪れてしまっては、またジャック=レオナルドという印象を蒸し返してしまうこととなるため、自身に良い影響ではないとしたのでしょう。

確かに、私もタイタニックを劇場で見てからというもの、ジャックのイメージは強すぎて、他の映画でレオナルドを見ても姿をダブらせてしまいがちでした。

1つの役が定着してしまうということは、ハリウッドスターにとっては、命取りになりかねません。自身の方向性をしっかり見据えることや、出演作選びが生き残るか売れるかの分かれ目になってしまいます。

大女優のキャメロン・ディアスさんも、出世作「マスク」に出演以降、似たようなキャラクターの出演依頼が大量にきたといいます。ですが、彼女はそれら全てを断り、「マスク」とは全く違う演技を必要とする映画に出続けました。その結果、今の大女優の地位を築くことができたのです。

1度主演映画がヒットすればスター街道、というわけではないようです。華やかしい世界の裏では、一介のサラリーマンには到底経験しないような苦悩と苦労を抱えているわけですね。