果たして運も実力のうちなのか

私の仕事仲間に、やたらと“運”という言葉を使う人がいます。「今回は運が良かったねぇ」「いやぁ、運が良くて助かったよ」と。その人は決して悪気が合っていっているわけではなく、運も実力のうちと考えているからです。

しかし、本当に運も実力のうちなんでしょうか? 

結論を先に言ってしまうと、私の答えは「NO!」です。

私は運が実力だとはミジンコ程度も思ってはいません。だって、運で何かを得ることができたとしても、何一つ嬉しくないからです。はっきり言って、宝くじで1等が当たり、3億円手に入れても嬉しくありません。

例えば、ボクシング。試合相手はおなかを下しており、へなへなパンチしか繰り出すことのできない状態。その人に勝ちました。絶対勝った人は嬉しくないでしょう。

運が実力と考えてしまうと、それに頼ってしまう自分がいるということではないでしょうか? そして運によって幸せを手にしたとしても、その内手痛いしっぺ返しをくらってしまうもんです。

昔、私の職場にこんな新人がいました。面接官と趣味が合ったことが幸じて合格。でも、いざ働き出すと全然使えないことが発覚。結局その子は3ヶ月くらいで辞めていってしまいました。

所詮、運に頼って得たものなんて安っぽいメッキのようなもの。時間がたてばペリペリ剥がれ落ちてなんでもない自分がさらけ出してしまうもんです。

それに比べて、自分の頭や力で勝ち得たものは絶対です。

結果が得られれば同じというわけではないんですよ。簡単に考えてみてください。テストで5択問題があったとしましょう、運で得られる正解率は20%。答えを知っていれば正解率は100%。そういうことです。

もちろん、「やっぱり運も実力のうちだよ」という考える人を否定したりはしません。考え方は人それぞれですから。